Talkless (from Thailand)

Talkless (from Thailand)


おもちゃやピアニカ、電子音を取り入れたポップなサウンドに、このメロディセンス!バンコク発、男女2人組の不定期活動ユニットTalklessです。

はじめまして!your unknown musicに今回より参加させていただきました、山本佳奈子です。アジアのアンダーグラウンドカルチャー・インディペンデントなアートシーンを紹介するOffshoreというweb-zineをやってます。

 

 

最初に私が紹介するyour unknown musicは、南国タイ・バンコクより、Talkless。

このおもしろい音使い、ポップセンス、女性ボーカルの声の質感が、今までのタイへのイメージを崩します。ギターとトラック担当のBancha Thearakitと、 ボーカル・キーボードのWtanya Chanvitanの2人のユニットです。

タイと言えば、若者のあいだではメタルが流行っているイメージだったのですが(実際に今も根強い人気です!)、こんなエレクトロポップのアーティストも少しずつ増えてきました!

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I need a break from now on

So miss holiday and say take me somewhere (歌詞一部抜粋)

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めまぐるしく経済が発展するタイ。タイ人も忙しくなってきましたね……。

 

 

今回ご紹介した2曲は、日本人サウンドデザイナー、清水宏一さんがバンコクでたちあげたSO::ON Dry Flowerというレーベルから出た『Transparent – Paper – Memories』というアルバムの収録曲です。

紹介しておきながらなんなんですが、Talklessの活動は本当に不定期。今後新しいアルバムや音源が出るかどうかもわかりませんし、今年中にライブをするのかどうかわかりません。ちなみにオフィシャルサイトもありません!

確か昨年のTalklessのライブは1回か2回ぐらいでした。

今後彼らの情報が気になるという方は、SO::ON Dry Flowerをfacebookでぜひフォローしてみてください。

 

実はタイ含め日本以外のアジアでは、インディーズアーティストのオフィシャルサイトがないなんてよくあることです。今、若いアーティスト達はfacebook、bandcamp、soundcloud、中国ではdoubanというSNSサイトを使って気軽に自分たちで発信するのが一般的です。

 

インディーマーケットがまだ小さいタイ。自分たちで楽器を揃えて音楽をやろうっていう日本ではありふれた光景も、家庭の財政状況に左右されます。やっとCDを出しても、親の仕事を手伝わないといけなくて音楽活動を続けられなかったり、そもそも音楽活動を続けてナンボという概念がなかったり。日本人とタイ人の考え方は違いますから、音楽を取り巻く状況もまったく違います。

しかしアジアのどの地域のシーンを見ていても、日本ほどインディーズマーケットが確立されていないことにより、音楽に関わる人たちが柔軟に活動している気がして、それはそれで楽しそうだなあと、常々思います。